苦戦を強いられるとも報じられていた東京都知事選
フタを開けてみると、現職の小池百合子氏の圧倒的勝利で東京都知事3期目を迎える事になりました
蓮舫氏や石丸伸二氏の強いライバルに差をつけ、勝利した小池百合子氏の戦略とは・・・
多くの候補者を抑え見事勝利!無類の支持を受けた小池百合子氏の選挙戦
2024年7月7日、東京都知事選挙において、小池百合子氏が3選を果たしました
55人の候補者の中から再び小池百合子氏が再び選ばれた事は
彼女が今まで行ってきた政策と、都民のそれに対する評価があらわれた結果とも言えるでしょう
ものすごい追い上げを見せた、無所属新人の前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏は2位
小池百合子氏の最大のライバルと言われた、無所属新人の前参院議員、蓮舫氏は3位
と惜しくも届かなかった
今回の選挙は、小池百合子氏にとっては、小池都政2期8年の評価が明らかとなる選挙戦
小池百合子氏にとっては、学歴詐称疑惑報道や自民離れ、SNSの使い方が上手な石丸伸二氏の追い上げなど、不安な要素も多かった選挙活動となりましたが
午後8時には当選確実が出る、圧倒的勝利となりました
都民の生活に直結する問題に取り組む政策のビジョンが評価
小池百合子氏は現職の都知事としての公務も行いつつ
選挙活動も行うという、多忙な期間となりました
今回の選挙戦では自民離れとも言われ、今後の都政で政党との関係性が不安視された意見もありましたが
小池百合子氏は
『1回目から政党の推薦なしに、都民のご推薦によって戦ってまいりました。これからも都民誰にとっても暮らしやすいようバージョンアップしていきたい』
と意気込みを語っています
都民の安全と生活の質の向上を目指す小池百合子氏の取り組みが、多くの支持を集めた結果の当選となりました
選挙活動期間中の小池百合子氏は、現職として公務優先の姿勢を前面に打ち出し
わずかな選挙活動時間で
新型コロナウイルス対応や子育て支援策など、2期8年にわたる実績をアピールしました
深刻化する少子化を受けて、子育て支援策の充実を強調し
防災や高齢者対策、女性活躍など、都政課題のリアルな意見を公約に掲げ活動しました
その一方で、自民党や公明党の露出を抑え、党派色を薄める戦略を行い、その結果、幅広い層からの支持獲得が得られたと考えられます
不利に思えた状況も、何なくとクリアし、見事3回目の当選を決めました
SNSを活用した選挙活動で若い世代へのアプローチ
今回の東京都知事選では、SNSの活用が抜群に上手な石丸伸二氏の追い上げがすさまじく、やはり今後の選挙活動において、SNSの活用は必要不可欠である事が証明されました
小池百合子氏も【AIゆりこ】などを投入し、小池百合子氏のデジタルキャラクターを生成し、SNSを活用し選挙活動を行いました
AIゆりこは、小池百合子氏のアイディアを形にしたもので
小池氏のトレードマークでもある、【緑】のジャケットを着用した、小池氏とそっくりな容姿をした【AIゆりこ】が、都政の取り組みを分かりやすく動画で伝えたりと活用されました
AIゆりこによる"AI YURIKO NEWS"をお届けします。今回のトピックは #所得制限撤廃 です。
— 小池百合子 (@ecoyuri) June 13, 2024
※これまでの都政での取り組みをわかりやすく広く伝えるために、生成AIによる動画を作成しました。現職都知事として公務に邁進している小池ゆりこ本人に代わって、AIゆりこがお伝えします。 pic.twitter.com/jvlfVxGOCA
その【AIゆりこ】のアクセス数は1日で約700万ものアクセスを達成したと言われています
その結果、多くの支持者がいる蓮舫氏や
若者から多くの支持を集め、頭もよく、勢いのある石丸伸二氏に大きく差をつけた結果となりました
また、現職の都知事という肩書も大きく評価されたと見られています
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