マンションの隣室に侵入した疑いで、アサヒビールのCMから降板となった俳優・吉沢亮さん。
一方で、不倫報道が取り沙汰された女優・永野芽郁さんは、今の所サントリーのCMにそのまま出演を続けています。
この対応の差に、SNSを中心に「基準が不明確」「不倫の方が罪深いのでは?」といった声が広がっています。
果たして企業は、どのような基準でCM起用の可否を判断しているのでしょうか?
吉沢亮の“侵入疑惑”とアサヒビールCM降板の経緯
吉沢亮さんは、2024年12月30日午前10時半ごろ、自宅マンションの隣室に無断で侵入したとして報道されました。

報道によれば、前夜から友人と酒を飲んでいたとされ、吉沢さん本人は「トイレに行きたくなって入った」「酔っていて記憶が飛んでいる」と供述。
警視庁はこの件について住居侵入の疑いで任意捜査を進めており、今後書類送検される可能性があるとされています。
この報道を受けて、アサヒビールは吉沢さんの出演するCMの契約を即座に解除。
「企業イメージにふさわしくない行動が確認されたため」との理由が公式に述べられました。
吉沢さんに対する法的な処分が確定していない段階での降板という点は、業界内でも異例とされています。
しかし、企業がブランドの信頼を守るために迅速な対応を取る必要があることもまた事実です。
特に飲料メーカーのような幅広い消費者層を対象とする企業にとって、イメージダウンは致命的なダメージとなるため、慎重かつ迅速な対応が求められるのです。
永野芽郁の不倫報道とサントリーCM継続
一方で、永野芽郁さんには2025年4月上旬、週刊誌『FLASH』によって俳優・田中圭さんとの不倫疑惑が報じられました。

記事によれば、二人は2021年のドラマでの共演をきっかけに急接近し、その後もプライベートで頻繁に会っていたとされます。
特に2024年後半には、深夜の密会や都内の高級ホテルでの目撃情報などが続き、田中圭さんが既婚者であることから、事実であれば不倫関係にあたると大きな話題になりました。
このスキャンダルについて、永野さん本人や所属事務所からは明確な否定や説明はなく、「プライベートなことにはお答えできません」といったコメントのみが発表されました。
正式な謝罪や経緯の説明もなされていないため、報道の真偽は不透明なまま残されています。
一方でサントリーは永野さんの出演するCMをそのまま継続。
商品のブランドキャラクターとしての起用を中止する動きは見られませんでした。
このような対応に対し、SNS上では「なぜ不倫はスルーされるのか」「スポンサーの基準があいまいすぎる」といった疑問の声が多く上がっています。
一部の視聴者からは「不倫の方がよっぽど倫理的に問題があるのでは?」との指摘も出ており、企業の判断に対する批判が広がっています。
サントリーはなんでまだ永野芽郁起用してるの?? 不倫疑惑出てる人を載せて酒飲みたいんか?
— 代々木駅の飲んだくれ (@takanasi_illust) May 4, 2025
永野芽郁はもう見たくないので、モスバーガーもサントリーもテレビCMを止めて下さい。
— kaji (@renshirocho8) May 2, 2025
スポンサーが重視するのは?
ここで改めて注目すべきなのは、企業がCM起用の是非を判断する際に最も重視するのは、法的な処分や倫理的な評価ではなく、「ブランドイメージへの影響」であるという点です。
つまり、企業にとって重要なのは「その人を起用し続けることでどのような世間的評価が生まれるか」「商品の購買意欲にどのように影響するか」といったマーケティング的観点です。
たとえ違法性がなかったとしても、炎上する可能性が高い、もしくは過去の類似事例で大きなバッシングがあったような内容であれば、企業は事前にリスクを回避するためにCMを打ち切る決断を下すことがあります。
一方、不倫のように意見が割れる内容であれば、「このまま様子を見て、反応が大きくならなければ継続する」という選択肢も取られることがあります。
こうした判断の違いが、今回の吉沢亮さんと永野芽郁さんの対応の差に現れているのかもしれません。
ネットの反応:「サントリーは不倫を推奨しているのか?」
今回のCM継続・解除の差異に対し、SNSではさまざまな意見が飛び交っています。
特に目立ったのは次のような投稿です。
「不倫してもCMに出続ける永野芽郁と、侵入疑惑で降板の吉沢亮。どっちが罪深いのか?」 「サントリーは不倫に甘いのか?」 「企業イメージって一貫性ないよね」
こうした投稿は多くの共感を呼び、拡散される中で「企業のダブルスタンダード」を批判する世論が高まりを見せています。
SNSが主な情報共有手段となった現代では、企業イメージは一瞬で揺らぐ可能性があるため、対応の一貫性や説明責任が一層求められる時代に突入しています。
過去の事例に見る企業の対応傾向
実際に過去にも、芸能人の不祥事をめぐるスポンサー対応の事例は多く存在します。
例えば、ベッキーさんは既婚男性との不倫報道後、多数のCM契約を打ち切られ、テレビ出演も一時見合わせとなりました。
東出昌大さんは、女優・唐田えりかさんとの不倫騒動によってイメージダウンを受け、複数の仕事を失いました。
また、渡部建さんの不倫・多目的トイレ報道も、長期にわたる活動休止につながりました。
一方で、スキャンダル後に一定期間を経てCM復帰する例もあります。
復帰が成功するかどうかは、その人の対応姿勢や誠意、人気の強さ、そして企業側の戦略にかかっています。
近年では「人間味があってむしろ好感が持てる」と再評価されるケースもあり、必ずしも一度のスキャンダルで完全に終わる時代ではなくなりつつあります。
まとめ:吉沢亮は即、降板 永野芽郁は?
吉沢亮さんは住居侵入、永野芽郁さんは不倫騒動と、騒ぎの発端の内容は違いますが、飲料系のCMを担当しているという共通点から、SNSでは「吉沢亮は降板で永野芽郁は続行なのなんで?」と話題になりました。
吉沢亮さんは事件が起こってから、活動自粛するまでの対応が早く、最初こそ不快感を示す人もいましたが、活動再開までの約3ヵ月の間で吉沢亮さんに対してネガティブな意識を持っている人も少なく、流石のマネジメントだったと言われています。
一歩の永野芽郁さんは、いくつかCMを取り消す企業もありますが、芸能活動は継続、世間の様子を見つつ…といった所でしょうか。
その間にも、過去の映像から様々な憶測が飛び交う状況となっています。
今後、永野芽郁さんの活動に影響がでるのか・・・注目している人は少なくありません
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