「は・か・た・の・しおっ!」でおなじみのあの名フレーズ。
実は、あのCMに出演していた演歌歌手・髙城靖雄さんは、人気演歌歌手・新浜レオンさんの実の父親なんです!
新浜レオンさんは、爽やかなルックスと明るいキャラクターで注目を集める若手演歌歌手。
演歌界に新風を吹き込む存在として知られていますが、そのルーツには“あの有名CM”の父の存在、そして料理の先生として家庭を支えた母の存在がありました。
この記事では、新浜レオンさんの家族や、幼少期から現在に至るまでの歩みを、エピソードとともにわかりやすくご紹介します!
1. 新浜レオンってどんな人?簡単プロフィール

- 本名:髙城 勇貴(たかじょう ゆうき)
- 生年月日:1996年5月11日
- 出身地:千葉県白井市
- 学歴:大東文化大学国際関係学部 卒業
- 職業:演歌歌手・タレント
2019年に「離さない 離さない」でデビューし、爽やかなルックスと若々しい歌声で演歌ファンだけでなく、若年層の支持も集めています。
演歌界の“プリンス”とも呼ばれ、テレビ出演も増えている注目の存在です。
このデビュー曲は、オリコン週間ランキング(演歌・歌謡部門)で初登場1位を獲得し、大きな話題となりました。
大学在学中の2017年には【ミスター大東コンテスト】にてグランプリを獲得するなど、早くから人前に立つことに慣れ、ステージでの表現力を磨いていきました。
その後もさまざまなイベントや番組に出演し、着実に経験を積み重ねていきます。
2. 父親は『伯方の塩』のCMでおなじみの歌手・髙城靖雄さん!
「伯方の塩」のCMで「は・か・た・の・しおっ!」とインパクトのある掛け声を披露していた男性。
実は彼こそ、新浜レオンさんの父である髙城靖雄さんです。

- 名前:髙城靖雄(たかじょう やすお)
- 生年月日:1958年8月10日
- 出身地:岩手県
- 職業:演歌歌手
演歌界で長年活躍しており【伯方の塩】のCM出演をきっかけに全国的な知名度を獲得。
親子での共演もあり、2022年には「徹子の部屋」に二人で出演し、父子の音楽談義に花を咲かせました。
3. 母親はどんな人?職業や家族との関係は?
新浜レオンさんのお母様は、芸能活動はしておらず、顔や氏名とうは公開していません。
過去の髙城靖雄さんのインタビューから、千葉県白井市の出身で、現在も住まれているとおっしゃっていました。
新浜レオンさんの母親は、料理の先生として活動していて、家庭でもレオンさんに教えていたのかもしれません。
その影響もあり、レオンさん自身も料理が得意で、テレビ番組の共演者に手作りのクッキーを配ることもあるほどだとか。
一方で、彼が大学生だった頃には、母親は安定した職に就いてほしいと考えていたため、当初は演歌歌手になることに反対していたそうです。
それでも最終的には息子の意志を尊重し、現在では活動を温かく見守る存在となっています。
4.将来の夢はプロ野球選手だった!?
実は新浜レオンさん、幼い頃から野球に情熱を注ぎ、中高と本気でプロ野球選手を目指していました。
小学校時代には地元の少年野球チームに所属し、将来は甲子園出場、そしてプロ入りを夢見ていたそうです。
高校進学では、野球の名門校として知られる習志野市立習志野高等学校への進学を希望。
野球部での推薦を狙っていましたが叶わず、一般入試で挑戦したものの惜しくも不合格となります。
県外の強豪校への進学も検討しましたが、最終的には地元・千葉の千葉英和高等学校へ進学しました。
甲子園出場の経験はなかったものの、そこで後にプロ野球選手となる重田倫明さんの相棒として捕手を務め、実力を発揮していました。
しかし高校在学中にプロ野球選手という夢を断念し、演歌歌手としての夢へとシフトしていきます。
ただ、すぐに歌手デビューというわけではありませんでした。両親からは進学を強く勧められ、大東文化大学へ進学します。
大学生活を送りながら、演歌歌手としての下積みをスタートし、鞄持ちをしたり、テレビ番組にアシスタント出演するなど、地道に経験を積み重ねていきました。
5. 新浜レオン デビュー後の苦悩・観客は0人・・・鳩3羽
令和初日となる2019年5月1日、新浜レオンさんはB’zや倉木麻衣らが所属するビーイングから、同レーベル初の演歌歌手として華々しくデビューを果たしました。
デビューシングル『離さない 離さない』は、発売前の4月29日に成田山新勝寺でヒット祈願イベントを行い、大々的に注目されます。
その効果もあって、シングルはオリコン週間ランキング演歌・歌謡部門で1位(総合19位)を記録しました。
しかし、東京・上野で開催された記念すべき初イベント。
当日、彼が目にしたのは満員のファンではなく、静かにたたずむ“鳩3羽”のみ。
観客ゼロ。
そこに吹いていた風の音が、彼の胸に突き刺さったと言います。
「今に見てろよ、鳩!」そう心でつぶやいたかどうかは定かではありませんが、この出来事が彼の闘志に火をつけました。
その後も苦しい下積みが続きましたが、地道に千葉テレビの冠番組『はじめまして!僕、新浜レオンです!!』をスタートさせ、後に『ドシラソファミレオン♪』へとリニューアル。
じわじわとファンを増やし続けていきます。
2020年には第34回日本ゴールドディスク大賞「ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト」部門を受賞し、その実力が音楽業界でも認められました。
出演の多くは千葉テレビやTOKYO MXといったローカル局中心でしたが、そこでの経験が確かな土台となり、バラエティ番組への出演も果敢に挑戦。そしてついに、2024年12月31日、第75回NHK紅白歌合戦への初出場が発表されるのです。
この快挙には、普段共演する番組の出演者たちからも祝福の声が届き、かつて“鳩3羽”しか集まらなかったあの青年が、ついに国民的舞台に立つ日が来たのです。
さらに2023年には、野球の経験も活かし、TBSドラマ『下剋上球児』のオーディションにも挑戦!
惜しくも球児役は逃したものの、バッティングセンターの店員役で俳優デビューを果たすなど、新たなフィールドへの一歩も踏み出しました。
6. まとめ:新浜レオンさんってどんな人?
新浜レオンさんは、演歌歌手である父・髙城靖雄さんの存在をはじめ、料理の先生として家庭を支えた母親の愛情を受けながら育ちました。
中高ではプロ野球選手を夢見て野球に打ち込みましたが、高校時代に夢を断念。
その後、家族の勧めもあり大学に進学しながら演歌歌手としての下積みを開始しました。
デビュー直後には観客ゼロという試練を経験するも、地道な努力を積み重ねて少しずつ知名度を獲得。
ゴールドディスク大賞やテレビ番組での活躍を経て、ついにNHK紅白歌合戦への初出場という大きな夢を実現しました。
華やかな経歴の裏には、地道な挑戦と家族の支えがあったことがうかがえます。令和の演歌界を代表する若手として、今後のさらなる飛躍に注目です。
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