モデル・タレントとして活躍する長谷川ミラさん。
社会問題や政治に関する率直な発言で注目を集める一方、テレビ番組やSNSでのコメントがたびたび炎上してきたことでも話題になっています。
本記事では、長谷川ミラさんの過去の主な発言や炎上理由、世間の反応をまとめました
長谷川ミラとは?プロフィールと活動
モデルやラジオパーソナリティとして活躍する長谷川ミラさんは、社会問題にも積極的に意見を発信する「Z世代の声」として注目を集める存在です。

長谷川ミラさんは、1997年7月7日生まれ、東京都出身で、2025年10月現在で28歳です。
日本人の母と南アフリカ人の父を持つハーフで、その国際的なバックグラウンドから、多様性や人権、環境問題などについて強い関心を抱いてきました。
もともとはファッションモデルとして10代の頃にデビューし、雑誌『ViVi』や『NYLON JAPAN』などで活躍していました。
その後、ラジオ番組『J-WAVE「START LINE」』のナビゲーターを務めるようになり、自身の経験をもとに社会的なテーマを語るスタイルで人気を伸ばしました。
近年はテレビの情報番組にもコメンテーターとして出演し、ジェンダー平等や政治、教育問題、気候変動といった幅広いテーマに発言することが増えています。
しかし、こうした社会派の活動が増えて、若い世代からの指示が集まる一方で、発言が偏りすぎてる・極論すぎる・視野が狭すぎるなど、SNS上でたびたび炎上することも増えています。
長谷川ミラさんのはっきりと自分の意見を言う姿が好きだと思うZ世代がいる一方で、発言が炎上しネットニュースにも取り上げられるカリスマ性などが注目をあび、社会的・政治的問題を扱う番組で活躍しているようです。
長谷川ミラの“炎上発言”まとめ
長谷川ミラさんは、社会問題について積極的に発言する姿勢を見せてきましたが、
その多くが「的外れ」「偏りすぎ」「上から目線」と受け取られ、たびたび炎上しています。
実際に大きな議論を呼んだ主な発言を取り上げ、
どんな発言だったのか、なぜ批判されたのかを具体的に見ていきます。
1.安倍昭惠夫人とトランプ氏の会食を批判した発言
安倍昭惠夫人がドナルド・トランプ前大統領らと食事をしたことについて、情報番組『めざまし8』の番組内での発言。
「外務省とかに報告せず行くって、どうなのかなと思います」
「首を傾げている国民は多いと思います」
一見、一般的な意見のようにも見えますが、問題はその“言い切り方”と“根拠のなさ”でした。
「多くの国民が疑問に思っている」と言い切るには、何の調査も裏付けもなく、
視聴者の中には「自分が国民全体を代表しているつもりか?」という不快感を持った人が多くいました。
長谷川ミラさんとか玉川徹さんとか
— はまち (@OwE9oB2nFJ0wbY8) December 17, 2024
安倍明恵さんとトランプの私的な会食に何を文句言ってるんだろうね。
アホちゃう?
逆に安倍晋三さんがそこまでトランプと仲良くできたことやトランプが
安倍夫妻に友愛を持つことに感動すればいいんじゃないの?#玉川徹の降板を求めます #長谷川ミラ
長谷川ミラは明恵さんに因縁つけるのはやめろ。明恵さんとトランプ次期大統領は友人どうしだ。大統領就任前だ。会うのは当然。 https://t.co/NHMVbWrc0t
— ゆうさん (@rzSHEDpNsIO9ZXI) December 16, 2024
外交・政治的な内容に対して専門知識のないタレントが軽々しくコメントしている印象を与えたことも反発を招いた理由です。
SNSでは「ただの感想を“国民の声”みたいに言うな」「こういう人がテレビに出るのは違和感」といった声が多数見られました。
この発言以降、「長谷川ミラ=政治に首を突っ込むタレント」というイメージが強まり、
彼女の言葉には常に“賛否”がつきまとうようになります。
2.外国人・クルド人問題に関するコメント
長谷川ミラさんが最も批判を浴びたのは、ABEMA Prime(アベプラ)で放送された埼玉県・川口市のクルド人問題に関する討論番組での発言です。
この放送では、川口市に暮らす一部のクルド人による交通トラブルや迷惑行為が取り上げられ、地元住民との摩擦が社会問題として注目されていました。
番組内で長谷川さんは、終始クルド人側を擁護する立場をとり、地元の議員が現地の実情を調査していることに対しても、次のような趣旨の発言をしました。
「クルド人の方たちからしたら、市議が敵に見えるのも仕方がないのでは」
この発言に対して、視聴者からはすぐに反発が起こりました。
長谷川ミラ
— おづぬ🇯🇵 (@minaminpyo) June 11, 2025
「市民の皆さんが2人の市議を、敵って思ってしまうのは仕方がない」
↓
なんだこの女💢
このクソ女に怒りがおさまりません💢
「ク⭐︎ド人とその嫁が正しく、被害に遭い日照権が奪われた地元市民に寄り添う政治家が市民の敵」だって。日本人は我慢しろ、ク⭐︎ド人様に文句を言うなってか。 pic.twitter.com/qofryIKVvZ
川口クルド人問題の番組
— やじ (@yaji_yaji_1008) June 14, 2025
田村淳、パックン、仁科健吾、長谷川ミラ
途中マジでイライラ
問題を掲げる議員に対して物凄く偉そうに叩いてるよ
戦争に導いたり、捏造や嘘を繰り返す極左の朝日系の番組だと、そりゃこうなるね…
呂布カルマ氏だけはまともだった#アぺプラhttps://t.co/QsRaBtLeqE
番組では、川口市民が抱えている“夜間の騒音”や“交通マナーの悪化”などの実被害にも触れられていましたが、長谷川さんはそうした住民側の意見にはほとんど触れず、外国人側の権利や感情にだけ寄り添うコメントを続けていました。
この一件をきっかけに、長谷川ミラさんには
「外国人ファースト」
「自国民よりマイノリティを優先する発言が多い」
といったレッテルが貼られるようになり、以降の社会的コメントにも厳しい視線が向けられるようになります。
3.「いじめは誰にでもある」発言で波紋
サンデー・ジャポン(TBS系、2021年3月7日放送)で、芸能人の“過去のいじめ”告発問題を扱った特集が行われた中、長谷川ミラさんは次のような発言をしています。
「いじめっていうのは、絶対にあってはいけないことだと思うんですけど」
「学生時代のいじめって大なり小なり、誰でも通ることなんじゃないかなと思っていて」
「それを、過去の事をいま掘り出して、芸能人だからという理由で告発する…(今の状態が)逆にイジメなのかなと感じます」
この発言に対し、視聴者からの反応は厳しいものでした。
「学生時代のいじめを何で今言うんだ」って長谷川ミラは言うけど、今だから言うんじゃない?いじめられてる当時言えたらいじめになってない。
— しの。 (@s_iwata0212) March 7, 2021
いじめられた側が傷を持ってる限り時効はないし、高い所に相手が登ったから落とすんじゃん。#サンジャポ
長谷川ミラの「学生時代のいじめは誰もが通る事」って発言に違和感あったわ
— マントラ (@whvAXttHSaRrbOG) March 16, 2021
「いじめは絶対あってはならない」との前置きがあっての発言だけど、これ「良くないけどみんなやってるから仕方ない」って言い訳に聞こえるわ#苛め#報復#暴too#サンジャポ
長谷川ミラさんには「いじめを軽く扱っている」「被害者の立場を理解していない」という印象が強く残りました。
そして、この姿勢はクルド人問題のときにも共通しています。
長谷川さんは、過去に実際の被害を受けた人よりも、“社会的に弱者の立場に見える人”を優先的に擁護する傾向があるのかもしれません。
その結果、被害者や一般市民の視点が置き去りになり、「本当に守るべき相手を間違えているのでは?」という批判が集まるようになっています。
4.日本人ファースト政策への発言で見せた“ずれた被害者意識”
2025年8月3日放送のテレビ朝日系『ビートたけしのTVタックル』に出演した際、長谷川ミラさんは「日本人ファースト」を掲げる政党の話題の中で、次のような発言をしました。
「見た目でハーフというのが分かるので、これからもしかして、私は外国人差別の対象になるのかなとか……。
日本国籍ですが、父が外国籍(南アフリカ)なんですね。今も東京でインバウンドのお客さんと間違われることがありますが、日本には中国や韓国など、いろんなバックグラウンドの方がいるのに、ひとくくりで見られてしまうのは悲しいです」
この発言の背景には、「日本人ファースト」という言葉に対し、外国人排斥や差別の懸念を感じているようでしたが、番組をみた多くの視聴者からは、この発言に対し強い違和感の声がありました。
テレ朝のTVタックル、参政党を偏見報道していて胸糞悪い。アナウンサー「周囲で外国人排斥の動きはありますか?」。ハーフモデルの長谷川ミラ「私も外国人差別にあうんじゃないかと不安になった」と。この理解度でよくコメンテーターに抜擢されたね。社会学者の西田さんが情報を正してくれて安心した。
— 🐱 (@teatoscone) August 3, 2025
いやいや、ハーフというだけで差別されないでしょ。
— ゆるパンダ (@yurupanda2019) August 3, 2025
日本に来て暴れる不良外国人が問題視されてるだけ。
そんなことも理解できていない人がコメンテーターをするだなんておかしいよ…😩
長谷川ミラ氏が参院選で争点の外国人政策で不安「私は外国人差別の対象に遭うのかな」 https://t.co/jJ0p512JA3
長谷川ミラさんは、「外国人差別をなくそう」と語りながら、実際には“本当の差別”と“ただの区別や誤解”を混同しているように見える点が、炎上の理由となりました。
社会的テーマに敏感な姿勢は評価できる一方で、現実の課題や立場の違いを正確に理解せず“感情論だけで語ってしまう”印象が強く残った放送回でした。
まとめ:なぜ長谷川ミラさんの発言は、毎回炎上してしまうのか
長谷川ミラさんは、モデルやタレントとしての活動を超えて、社会問題や政治、ジェンダーなどに積極的に発言してきました。
しかし、その発言はいつも「極端すぎる」「感情的すぎる」と受け取られ、共感よりも反発を呼んでしまう傾向があります。
クルド人問題のときは、地元住民や議員が直面している現実的な被害よりも、“外国人側の立場”だけに寄り添う発言をしたことで、「外国人ファースト」「日本人軽視」という批判が噴出しました。
いじめ問題では、被害者の痛みを軽く扱うような言葉を選んでしまい、「加害者の肩を持つ発言だ」と炎上。
そして最近では、「日本人ファースト政策」に関する討論番組で、自分を“差別される側”として語った発言が「話の主旨をすり替えている」「被害者意識が強すぎる」と再び物議を醸しています。
こうした一連の炎上に共通しているのは、
「現実や立場の違いを踏まえず、自分の感じたことだけで社会問題を語ってしまう」という点です。
本人としては正義感からの発言であっても、根拠やデータ、そして多方面への配慮が足りないために、結果として“偏った意見”や“上から目線のコメント”に見えてしまうのです。
今後、社会派として発言を続けていくのであれば、まずは“自分の意見を疑う姿勢”こそが、最も求められているのかもしれません。


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