5月28日の午後のSNSでは悲しい動画と共に、スキルヴィングへのメッセージで溢れた。
その日は競馬ファンなら誰もが楽しみにしている”日本ダービー”
2番人気に選ばれる人気の馬・スキルヴィングはおそらく、レース途中にはすでに異変があり
直線では反応せず、17着で入線後、立ち止まり騎手のルメールが降りたのを確認したかのように
その直後倒れこみJRAの車で運ばれたが、心不全で亡くなったことが発表された
スキルヴィングの人生と競馬場に足を運んでいて目撃した人の反応をまとめます
スキルヴィング
スキルヴィングは2020年3月25日に生誕した
父馬は、演歌歌手の北島三郎の馬としても有名なキタサンブラックだ。
スキルヴィングという馬名の由来は、北欧神話の主神オーディンの別称で、高座につくものと言う意味があり、母馬のロスヴァイセより連想されている
デビューは2022年10月、2歳新馬戦にてクリストフ・ルメールを背にデビューし、2着でゴールした。
スキルヴィングの成績
日付 | 競馬場 | 距離 | 着順 |
2022年 10月15日 | 東京 | 芝2000m | 2着 |
11月19日 | 東京 | 芝2000m | 1着 |
2023年 2月 5日 | 東京 | 芝2400m | 1着 |
4月29日 | 東京 | 芝2400m | 1着 |
5月28日 | 東京 | 芝2400m | 17着 |
デビュー戦以降は1着でゴールし続け、倒れたこの日も、人気は高く、注目されていた
5月28日のレースを振り返る
レースは中団からやや後方よりで運び
3コーナーから並びかけていたが
直線で反応せず17着でゴール
その後、入線後に立ち止まりルメールが降りると
よろめいて倒れこみ、そのまま動かなくなり馬運車で搬送され
急性心不全で亡くなったことが発表された
競技中に急性心不全を発症したとみられる
まだ3歳だった
スキルヴィングと騎手ルメール(異変を感じていた?)
騎手のルメールはスキルヴィングのデビューから全5戦で手綱を取ってきて、全線共に戦てきた。
今回のレースでは、直線に向いた時には手ごたえが無くなって、ペースダウンしてしまった
とコメントをしている
しかし、現地にいた人の意見の中に
ルメールはこれまで手ごたえの良かったスキルヴィングが、直線で伸びなかったにも関わらず、鞭を1発も入れなかった
との目撃情報がありました
スキルヴィングは突然ゆっくり歩きだし、立ち止まると、まるでルメールが降りるのを待っていたのではないかと思うような行動で、倒れた直後はルメールは一歩後ずさっていたが、すぐに異変を感じたのかスキルヴィングにかけより、覗き込んで脈を見るような動作もみられた
もしかしたら、競技中に何か異変を感じ、スキルヴィングを気遣っていたのではないか…
競馬ファンの反応
現地で見ていた人の投稿も多く、殆どの人が、ショッキングな出来事に、
まだ信じられないという反応の人も多く
レース映像を見ることが出来ないという人も多い
また、体調が悪くても出走させないと損失が出てしまったりで無理して走らせたのではないか…
3歳の馬に2400の連戦は過酷なのでは…
と馬の健康管理に疑問を持つ人の意見も多い
【まとめ】今後の体制の見直しを切望
3歳馬はまだ体が成長していない中で
2400m走る事に負担が大きいのではないか、
という意見が多く、以前よりはレース間隔も余裕をもってスケジュールされているが、今一度レースのあり方を見直して欲しいと思っている競馬ファンが多い
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