滋賀県議会において、日本共産党所属の中山和行議員が「自衛隊の訓練は人殺しの訓練」と発言し、大きな波紋を呼んでいます。
この発言は、議会での討論中に行われたもので、自衛隊の存在や訓練の意義について批判的に言及した際に発せられたものです。
この発言に対する日本共産党の態度や背景を考えてみましょう
中山和行議員「自衛隊は人殺しの訓練」 発言の状況と謝罪
中山議員は、県議会における議案審議の際、自衛隊の訓練について「人を殺すための訓練だ」と発言。
これに対し、自衛隊員の家族を中心に「自衛隊を侮辱する発言だ」と強い反発の声が上がりました。
また、SNSなどでもこの発言が拡散され、炎上状態となりました。
共産党の中山和行議員が本会議で、自衛隊の訓練を「人殺しの訓練」と発言
— サンラータン (@sanratan_FX) April 18, 2025
中山議員てのは、どうしようもない人間だ。
命を省みず、日本を守る自衛隊の方々に、こんな侮辱は許されないぞ!
共産党という党がいかにおかしな党かがよく分かる発言だ。https://t.co/YvkJoBQJbo
家族会などの団体からは正式に抗議が寄せられ、滋賀県議会も共産党県議団として「不適切な発言であった」として謝罪を表明しました。
日本共産党の反応と立場
今回の発言を行った中山和行議員は、日本共産党に所属する1期目の滋賀県議会議員です。

日本共産党は、憲法9条の理念に基づき、自衛隊を「違憲」とみなし、将来的な廃止を目指す立場を一貫して掲げてきました。
党の綱領では、「自衛隊の解消は国民多数の合意が得られるまで行わない」としており、現実の安全保障状況に一定の配慮を見せつつ、段階的な非軍事化を志向しています。
具体的には、以下のような政策を掲げています:
- 自衛隊の縮小
- 軍事費の削減
- 日米安保条約の廃棄
これらを通じて、憲法の平和主義に沿った国際貢献や外交努力を重視する姿勢を取っています。
また、災害救助などの非軍事的な活動に対しては一定の評価を示している一方で、武力行使を前提とした活動には批判的な立場を貫いています。
そのため、今回のような「人殺しの訓練」という表現は、党の公式な立場よりも急進的と見られ、党としても中山議員の発言には一定の距離を置く姿勢を見せています。
共産党滋賀県議団は、「発言は不適切で、誤解を招いた」として謝罪する声明を出しました。
中山和行議員とは?過去に問題発言はあった?
中山和行氏は、日本共産党に所属する滋賀県議会議員で、長浜市を選挙区としています。
これまでにも憲法9条の擁護や平和主義、反戦の立場から積極的に意見を述べており、県政においても教育・福祉・環境問題など市民生活に密接したテーマに取り組んできました。
これまでに発言が大きく問題視された例は確認されていませんが、自衛隊の存在や役割については一貫して批判的な立場を取ってきたとされます。
中山氏は特に護憲派として知られ、戦争や軍事力に頼らない社会の構築を訴える活動を長年続けており、県民向けの報告会や集会などにも精力的に参加しています。
今回の発言は、こうした思想的背景に基づくものと見られますが、政治家としての立場や議会の場での発言としては、社会的影響を考慮すべきだったという指摘も多く、発言の是非や表現の適切さについては議論を呼んでいます。
今後の動向は?
議員辞職を求める声は、現時点では正式には上がっていないものの、自衛隊関係者や保守層を中心に、中山議員の政治姿勢への批判が高まっているのは事実です。
今後、中山議員がどのような対応を取るのか、また共産党としての処分や見解の変化があるかなど、引き続き注目が集まっています。
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