台風9号クローサ関東への接近はいつ？雨・電車飛行機交通影響まとめ

2025年台風9号クローサが関東に与える影響についてまとめました。

夏休みでお出かけや帰省を予定されている方も多いと思いますが、台風の接近予想は8月2日（土）～3日（日）。

関東では雨や風の強まり、一部地域では高波や交通への影響も懸念されています。

台風9号クローサ

台風9号クローサは、2025年7月24日（木）正午マリアナ諸島付近で発生しました。

クローサ『Krosa』の名前の由来は、クメール語で【鶴】を意味し、2001年、2007年、2013年、2019年にも同じ名前が使われています

7月30日時点で、小笠原諸島近海（父島の北北東約200～210km）でほぼ停滞中です

高気圧に阻まれて北上できず、海面水温の低下で一時的に勢力は低下。暴風域は観測されていないが、高波状況は続いています

海温の高い区域に南から入ることで、台風は2日（土）には再び強まる可能性があり、暴風域を伴った状態が予想されています

台風9号クローサは8月2日（土）〜3日（日）にかけて関東地方に接近する可能性が高く、雨風、高波等の影響に注意が呼びかけられています

7月31日（木）までは小笠原諸島近海でほぼ停滞する見通しで、本州付近の高気圧に阻まれて動きが停滞していますが、8月1日（金）頃から北上を開始し、伊豆諸島〜関東にかけて接近する可能性がある週末の動きに注意が必要との見解です

日時	予報位置	頭部（中心気圧）	最大風速 / 瞬間風速	動き
7月31日 09時	父島北約280 km	約985 hPa	23 m/s／35 m/s	まだ停滞
8月1日 09時	八丈島の南南東約200 km	約985 hPa	25 m/s／35 m/s	北西へ移動（約15 km/h）
8月2日 09時	伊豆諸島近海	約980 hPa	30 m/s／40 m/s	北西（約10 km/h）
8月3日 09時	関東の東（洋上）	約980 hPa	25 m/s／35 m/s	北東（約20 km/h）

※ 予報円はかなり広く、不確実性が非常に高い状態です。今後の情報更新に注意してください

気象庁の発表によれば、千葉県は暴風域に入る確率が約36%、東京都23区東部で約10%、神奈川県で約13%、静岡県で約16%と推定されています。

項目	内容
📆 接近時期	8月2日（土）〜3日（日）に関東地方へ接近の可能性
💧 雨の強さ	沿岸部・伊豆諸島で激しい雨、内陸部では大雨の可能性あり
⚠ 危険地域	沿岸、河川沿い、山沿い、低地帯は浸水・土砂災害に警戒
🌧 暴風域の確率	千葉：約36%、東京東部：約10%、神奈川約13%、静岡約16%

日時	雨の状況（予想）
7月31日（木）まで	関東ではほとんど影響なし。台風は小笠原近海で停滞しているため、関東直下には雨雲が届きにくい状況です
8月1日（金）日中〜夜	台風が北上を開始し、伊豆諸島付近で雨が活発化。関東沿岸部には巻き込み型の雲が達し始め、夜にかけて局地的に降雨ありの見込みです
8月2日（土）〜3日（日）	台風本体が伊豆諸島から北東へ進むタイミングで、関東沿岸部〜内陸にかけて広い範囲で大雨の恐れあり。特に2日午前を中心に雨量がピークに達する可能性とされています
8月3日（日）午後以降	台風が東へ離れる場合、降雨は徐々に収まりはじめるが、沿岸部や山沿いでは土砂災害リスクが続く可能性があります