個性派俳優として多くのドラマや映画などで活躍中の【手塚とおる】さん
最近では『スカッとジャパン』で“ドケチなパパ”役で人気もあるのだとか
バラエティー番組で見る事もあり、役とは違った人柄が魅力的な俳優さんですよね
手塚とおるさんの知られざるデビューの頃の話や
人気になったきっかけ、若い頃などについて調べてみましょう
手塚とおるは舞台俳優としてデビュー!7年間全作品に出演
手塚とおるさんは、1983年・21歳頃に『黒いチューリップ』作:唐十郎・演出:蜷川幸雄の作品で俳優デビューをしました
1986年に『劇団健康』に参加し、1992年に解散するまでに全作品に出演するなど、俳優に没頭していました
劇団健康はナンセンスコメディを中心に繰り広げられる作品が多く、手塚とおるさんは7年間で14作品に出演しました
- ホワイトソング~意味盗り合戦~(1985年)
- 逆回転アワー~日本一アブナイお芝居~(1986年)
- カイカイデー(1986年)
- ヒトとアブラ~ソシアルマネー~(1987年)
- ホワイトソング~意味盗り合戦’88(1988年)
- 牛の人(1990年)
- ボーイフレンド(1990年)
- 愛と死~LOVE&DEATH~(1991年)
- カラフルメリィでオハヨ~いつもの軽い致命傷の朝91~(1991年)
- テクノカツゲキ・ウチハソバヤジャナイ(1992年)
- スマナイ。PARTY MIX(1992年)
これらの舞台での経験が、手塚とおるさんの俳優としてのキャリアに大きな影響を与えて、強く印象に残る俳優さんになっていかれたのでしょうね
主に舞台俳優として活動していますが、1983年にはシリウォークプロデュース『お茶と同情』で初の作、演出を手掛けています
1980年代から1990年代にかけて、テレビ番組の脚本や企画にも携わっていましたので、俳優だけでなく制作のほうも興味があったようですね
手塚とおるさんは、現在“個性派俳優”として知られていますが、若い頃も少し変わった作品に出演していました
この作品はまだ『劇団健康』として活動していた期間で、1991年WOWOWで放送されたテレビドラマ【宇宙家族マスオさん】です
この作品が、初のテレビドラマ出演作品です
その後も【世にも奇妙な物語】や【ケイゾク/特別編】などに出演し、奇妙な役を演じていく事となります
転機になった作品は【半沢直樹】だった
個性派俳優として1991年からテレビドラマにも継続して出演している手塚とおるさんですが、2013年に1話限りで出演した『半沢直樹』で演じたイヤミな役が視聴者の評判となり、さらに多くのテレビドラマに出演するようになりました
半沢直樹は手塚とおるさんのムカつく演技も良い味出してます😄
— じぇいく? (@kjeik_geon) July 18, 2020
その後に初森ベマーズ見ると更に楽しめます😀 pic.twitter.com/Z3lwxFJ8bh
グランメゾン東京でおなじみの手塚とおるだけど、世にも奇妙な物語の名作と言われている、懲役30日での怪演を知らない人は以外と多い。半沢直樹にも出演してるけど#グランメゾン東京 #手塚とおる #世にも奇妙な物語 #半沢直樹 pic.twitter.com/GUhRC2vJhg
— ダヨシ (@DAYOSHI_7010) November 13, 2019
えー!手塚とおるさん半沢直樹1話分しか出てないの!?びっくり!!
— みーしゃ(みーすけ) (@misia335) September 21, 2018
半沢直樹て、やっぱり意地悪キャラが番組を盛り上げてますね。
— 居酒屋ジョン万次郎 (@dyyuJWp0Z36hynD) July 13, 2020
ちなみ、私の一番好きな意地悪キャラは、手塚とおるさん演じる古里京橋支店融資課代!GM東京の時の江藤オーナー役もそうだけど、手塚さんが演じると、どことなく憎めないんだよね。#半沢直樹特別総集編
手塚とおるさんが【半沢直樹】に1話しか出演していないことに驚くほど、ハマリ役だったのでしょうね
手塚治虫の甥というウワサがあった!真相は?
手塚とおるさんの名前が有名になってくると
『手塚とおるは手塚治虫の甥』
と言うウワサが広まるようになりました
実際には手塚とおるさんと手塚治虫さんは血縁関係はありません
手塚治虫さんの娘である手塚るみ子さんがX(旧Twitter)でウワサを否定しています
手塚とおるさんの苗字が同じ『手塚』であることから、このような誤解が生じたのかもしれません
手塚とおるの学生時代は無口で筆談で会話をしていた
手塚とおるさんは、1962年6月27日に北海道で生まれました
手塚とおるさんの学生時代はいくつか興味深いエピソードがあるようです
手塚とおるさんの高校時代は、無口で学校ではほとんど話さず
筆談で過ごしていたようです
家族とは話していましたが、同級生や教師とは話さず
『はい』『いいえ』といった返事を書いた紙を渡してコミュニケーションをとっていたそうです
手塚とおるさんは『声が高かった為に笑われた経験があり、それがトラウマとなって話すのを止めた』と語っています
高校まではとても内向的な性格で、周囲の人とあまり交流をしなかったそうです
手塚とおるさんは学生時代から映画が好きで休みの日は一日中映画館で映画を見るほどでした
最初は俳優ではなく、映画監督を目指し、8ミリカメラを買って撮っていたそうです
映画監督を夢見ていた頃、唐十郎さん、蜷川幸雄さんの舞台のオーディションを受ける事になり、見事『黒いチューリップ』に出演する事が決まります
しかし、そのオーディションは実は俳優目的ではなく、『役者の仲間を作りたい』『オーディションの様子を見たい』という好奇心で手塚とおるさんはオーディションに参加した・・・という面白いエピソードもあります
今では役者がメインの仕事をされていますが、高校時代に頑なに筆談でコミュニケーションを取るほどの意志の固さや、興味のある事に対してまっすぐに飛び込んでいく行動的な所があるので、舞台演出や映画監督の夢は今も持ち続けているかもしれませんね
まとめ
テレビドラマやバラエティー番組などで、イヤミな役や、印象深い役を演じる事の多い手塚とおるさんですが
学生時代のエピソードもとても変わった話が多く、とても興味を惹かれる俳優さんではないでしょうか
今後もどんな個性的なキャラクターを演じて見せてくれるのか楽しみですね
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